ハワイ、カウアイ島とオアフ島の旅行記。

Travel Report in Hawaii Islands : Kauai & Oahu, Hawaii. July 19-26, 2008.
1day : July 19, Satday.

とある夏の日。

元々、今回の旅はHanaleiさんとオアフでつるんで遊ぶはずだったのです。
で、何度か打ち合わせをしている時にHanaleiさんから「カウアイ島行かない?」の一言が。
カツカツ旅行のオイラには予算の都合があるので悩んだっすが、色々と相談していたら予算も何とかなりそうだったので、急遽ネイバー・デビューが決定した次第っす。

当初の予定はオアフ島だけだったので、この時のオアフの宿は「アウトリガー・ワイキキ・ショア(Outrigger Waikiki Shore)」を半額で予約済みしていたのだけれど、予算をカウアイ島に回す為にショアをキャンセルしたんすよね〜(これ以来チャンスが無い……)。
で、予算がカウアイ島に回った分、オアフの宿はいつもの定宿「ワイキキ・ゲートウェイ・ホテル(Waikiki Gateway Hotel)」に変更となったっす。
喫煙車両のあるスカイライナーは貴重だったなぁ。
して、成田に到着。
「トラベラックス」ここで両替するのが多いかな。
早めに空港に来る人です。
それと肝心のカウアイ島の手配っすが、ネイバー便のチケットやホテル等をまとめてHanaleiさんが手配してくれる事になったすが、夏休みの都合上でオイラだけが後から、直接カウアイ島で合流する事になったっす(ホノルルでの乗継ぎが非常〜に不安っす(ーー;))。
「旅に行くぞ〜」って感じ。
さて、微妙な不安を抱えた出発当日。
いつもの通りに最寄りの駅から電車に乗り込み、日暮里でスカイライナーに乗換えて成田空港まで(喫煙車両があるのが重宝してた)。邪魔なスーツケースは事前に宅配で空港に送ってあるので、身の回りの品を詰めたリュックと撮影機材だけを持って成田空港へと向かうっす(それなりに重いんですけどね、コレが)。

展望デッキで飛行機を。

国際線なので、二時間程前に空港に到着していれば問題は無いんすが、オイラは空港には基本的に早めに到着するようにしてるっす。理由の一つには「搭乗前に空港でバタバタしたくない」ってのがあるんですが、基本「空港LOVE」なので別に待ち時間は苦にならないし、それに出発当日は時間の関係で昼食をとらずに空港へと向かうので、空港でワクワク感に浸りながら食事をするのも楽しみの一つだし、それに年に何度も空港に行けるワケでもないので、たま〜に訪れる空港が楽しかったりするワケなんす(子供かい)。
離陸準備中(荷下ろし中?)のノースの機体。
どこへ飛んで行くんだろう。
第一ターミナルの展望台から。
で、今回も例に寄って早めに成田空港に到着したんすが、理由が追加になりまして……。
「展望デッキで飛行機を撮る」。
デジイチを使いだしてから、コレも理由の一つとなったっす。
普段、間近に飛行機を見る機会が無いので、いいチャンスなんですよね(羽田に行けっちゅう話しですが、それはそれで面倒くさかたっりするズボラな性格)。

何を食べよぉ?

夏の暑い日差しが照りつける展望デッキで、しばらく飛行機を撮影していたっすが、さすがにお腹が空いて来たので食事の時間。あと数時間後には機上の人となって、機内食を食べるのはわかっている事なんすがね。普段もですが朝食を食べていないので、ココで食べたおかないと機内食までお腹が持ちませんです。

まあ、空港で過ごす時間のうちの楽しみの一つでもあるし、わざわざ楽しみの要素を減らす必要もないし(^^)。レストラン街をうろつき、遅い昼食をとる事に決めたお店は、第一ターミナルにある「京成友膳」っす。禁煙席の多い昨今すが、このお店は喫煙席有りだったのもココを選んだ理由でもあるっす(※1)
お約束?の出発前のカツ丼。
箸袋を撮ってみたり。
夏は黙って生ビール。
オーダーしたのはカツ丼と生ビール。
振返ってみると、空港での食事はカツの登場比率が多いんすが「男の子はトンカツ」って事で、ココはやっぱり「カツ丼」にしておかないと(カツ丼は外れが少ないってのもあるけどね)。
それと生ビールは「夏だし暑いし(汗かいたし)」って♪。

独り寂しく(?)食事を済ませ、せっかくの喫煙席なのでユッタリと一服をし、
ひと息ついてお腹の具合が落ち着いたら、お会計。
この後は、特に買い物やする事も無いのでさっさと出国しちゃうっす。

搭乗前のエチケット?

早めに空港へと向かう理由には、もう一つ理由があるっす。
オイラ、汗かきなものでスッキリして飛行機に乗りたいワケです。自宅を出る前にシャワーを浴びてから空港に向かうっすが、夏場の暑い時期は空港に辿り着く前の移動時や、展望デッキなど屋外で写真を撮っていると、再び汗をかいてベタベタになるっす(ーー;)。
さて、出国しちゃいましょう。
ちゅうワケで、制限区域内の「リフレッシュ・ルーム」を利用して、出発前にシャワーを浴びる事にしてるっす。利用料金は30分で500円だし、最低限必要なアメニティは揃っているので、オイラ的に必要なのは着替えぐらい。(※2)
目指すは「リフレッシュ・ルーム」。
「リフレッシュ・ルーム」っす。
シンクの様子(上には扇風機も付いてます)。
ドライヤーもあるっす。
手荷物検査、出国手続きを済ませたら、まずは免税店で滞在時用のタバコを購入し、案内板で今日の飛行機の搭乗ゲートを再度確認したら、汗を流しに「リフレッシュ・ルーム」へと向かうっす。
まあ、しょせん気分の問題だと思いますが、狭いエコノミーでのフライト後も、何となくスッキリした気分でハワイに降り立てる感じっす。

ノースの機内食。

シャワーで汗を流しスッキリしたら、喫煙所の場所を確認しながら搭乗ゲートへ。
今回の成田〜ホノルル間の飛行機は「Norethwest Airlines(※3)」。安かろう悪かろうの代名詞のあるノースですが、自分はトラブルに見舞われた事は無かったっす。

今回の搭乗ゲートは、第二サテライトの22番ゲート。
ゲート近くの席は結構な混雑っすが、階段を降りた1Fの待合所は、ほとんど人もおらずノンビリと搭乗時刻まで過ごせそうな感じ(割と穴場かもしれない)。
トイレに行ったり荷物の整理等をしたり、居残り組の相方へのメールなんかをして過ごしていたら搭乗時刻となったっす。
ひとけの無い待合所。
パソコンも置いてあったな。
今回乗る飛行機ではないよ。
搭乗ゲートは22番。
事前にWebで確認したホノルル行きの搭乗便の機体はジャンボだったので、チョイスした座席は機体後方の二人席の窓側(勿論左側です)。
通路側を選ぶなら、どこでも構わないんすが、外を眺めるのが好きなお子様なオイラは出来る事なら窓側希望なので、ジャンボだと出来るだけ機体後方の二人席を指定するっす。
ただ、座席数が少ないのが玉に傷っすがね。

ちなみに隣の席は既に性別さえ記憶にありませんが、埋まっていた事だけは確かっす(^^;)。
無事に手元に来たペプシ。
ノースのナプキン。
離陸して機体が水平飛行に移ったらドリンク・サービス。
寝不足防止のために、睡眠剤代わりのビールでも飲みたい気分すが、トイレがちかくなるので我慢してソフト・ドリンクを(ビールは利尿作用があるので)。そんなドリンク・サービスでは前回の教訓を活かし、無事にペプシをGetっす。

続いてやって来た機内食はビーフをチョイス。
そういやノースは機内食も評判が良くないっすよね〜。
オイラは「コレは無理。食べられないっ」ってのに出会った事はないし、普通に食べちゃいますけどね(決して美味しい訳ではないけれどね、エコノミーだし)。
ノースの機内食。
いつもは、少なくとも1〜2時間は眠りに堕ちている事が多いっすが、今回はホノルル到着後の不安があるからなのか、結局一睡も出来ずに朝食の時間を迎えてしまったっす(元々、往路はそんなに寝れたためしがない。復路は結構な時間寝られるんだけどさ)。

ホノルル空港での飛行機の乗換えなんぞ、Hanaleiさん曰く「大した事じゃない」らしいっすが、普段から飛行機に乗る機会が無いオイラとすれば、それなりに大変な事でありまして。
ええ、ホント。
まあ、英語が話せないってのが一番大きいんですけどね。
ノースの軽食は結構、好きだった。
もうすぐハワイ。
とりあえず考えていても仕方が無いんで、サーブされたノースお馴染みの朝食を食べ、後はホノルルに到着するのを待つばかりっす(ドキドキ)。

ホノルル到着。

最初から書いてあるように、今回はオアフ島から「ハワイアン航空(Hawaiian Airline)」に乗継ぎ、カウアイ島へとネイバー・デビューを果たすのですが、初めての乗継ぎは非常に不安なワケっす。

成田〜ホノルル間の搭乗ですら毎回不安になるオイラとすれば、ましてや初ネイバー便で乗継ぎを一人でこなすってのは不安が増すってもんです(さすがに今はお一人様ハワイも、それなりにこなせますが、当時はまだまだ初心者レベル。加えて英語も話せませんので)。
ホノルルに到着。まずは、一服して気を落ち着かせてっと。
一応、Hanaleiさんから出発前に乗継ぎのレクチャーを受けたり、ネットでネイバー便の乗継ぎの仕方を調べたりと、それなりの準備をした上でのホノルル到着ですが、心臓はドキドキ・バクバクだったりします。

いつもなら、ホノルル空港に着いたら「ハワイだ〜♪」となるっすが、この時は余韻に浸る暇もなく、事前のレクチャー通り「着いたら左、着いたら左」と心の中で唱えながら、団体出口でレンタル携帯を受取り(到着時の連絡用)、インターアイランド・ターミナルを目指したオイラ。
エスカレーターで出発ロビーへ。
無事にチェックイン出来るか。
で、結論から言うと、これがスッキリ簡単にチェックインまで完了しちゃいまして。
あんなにドキドキしていたのに、拍子抜けっちゃ拍子抜け。
今となっては、ある意味笑い話のネタにはなりますが、当時は不安だったのですよ、ハイ。

さて、この旅で最初にして最大の難関(?)であったであろう、ハワイアン航空へのチェックイン手続きも無事に終了し、ホッと一息。チケット片手に搭乗便の時間を確認したら、まだ余裕があったので、一旦エスカレーターで階下に降りて、喫煙所でノビノビと一服をしてから手荷物検査を受ける事にしたっす。
いざ、ネイバーへ。
どうやら予定通りみたいっす。
安堵の一服を終え、再び出発ロビーに戻り、ハワイアンの手荷物検査を受け、いよいよインターアイランド・ターミナル内へと初潜入っす。

まずは搭乗ゲートを確認し(コレ大事)、時間までゲート周辺を徘徊する事にしたっす。ここまで来ればアトは飛行機に乗るだけなので、気分が落ち着いたのか、のどが渇いたのでターミナル内にあったスタバでラテを購入。
さて、チョッロっと偵察しに歩いてみますか。
スタバを発見。
右手奥、GATE60付近にあるスタバ。
カウンターで注文をし会計を済ませていたら、
「あなた日本人?(勿論、英語で)」
と、何故かスタッフのお姉ちゃんに聞かれてしまいました。
どこからどう見てもバリバリの日本人なんすがね、オイラ。
未だに理由がわからないっす(注文の仕方が変だったのか?)。

冷たいラテで喉を潤しながら、初めて間近に見るハワイアンの機体に軽く興奮しつつ、写真を撮ったりして搭乗時間までマッタリ。

初めてのネイバー便。

日常の移動手段が電車が大半を占めるオイラからすると、飛行機は特別な乗物だったりするんすが(だから空港も楽しい)、ネイバー間の飛行機は噂に聞いていた通り、発着時の様子を眺めていると、電車や自動車みたいに日常の交通手段に感じてしまうのが不思議な感じっす。
おお、ハワイアンの機体だ〜。
飛行機の座席から。
「go!」のデザインって割と好き。
例えてみれば、感覚的にはターミナル駅の到着しては折返し出発して行く電車みたいな?
到着してから乗客の入れ替わりまでの時間の短さや、待っている人達の雰囲気の違いなど、国際線の出発を待っている時の高揚感みたいのが薄く感じるのですよ(ホノルル便しか乗った事ないし、観光気分Maxですが)。

さて、初めてのハワイアン。
その普通っぽさに地味に感動しながら、いよいよ離陸っす。
ホノルルからカウアイ島に向かう時は、右側に座るとオアフ島やカウアイ島の姿が眺めらるので、当然右側です(日本に帰る時と同じですね)。
ホノルルの沖合をグル〜と回って。
空港の向こうにパールハーバーが見えました。
オアフの西海岸。
ドリンク・サービスも話しに聞いていた例のジュースっす。
ホット・コーヒーもサーブされますが、30分程のフライトなので避けた方が無難かな? 何故なら回収に来るのが早いのです(猫舌でなくても辛そうな感じっす)。ジュースですらノンビリしていると、空き容器の回収に慌てて飲むはめになるっす。
ハワイアンといえばコレ。
つい先程まで飛んで来た空路を、また戻って行くのは不思議な感じがしなくもないですが、ホノルル到着時よりも鮮明に見える景色を窓から眺めていたら、カウアイ島に到着です。

リフエに到着。無事に合流できるか?

オイラの乗った飛行機は、あっという間にカウアイ島は「リフエ空港(Lihue Airport)」に到着っす。噂の荷物との生き別れもなく、無事に持ち主と一緒にリフエ空港にやって来ました。
国際空港の華やかさもイイですが、ひなびた感じの漂うネイバーの空港も、また捨てがたい雰囲気っす。
リフエに到着(うん? 曇ってる?)。
ハワイアンありがとう〜。
さて、緊張感に包まれた一人旅もこれで終了っす。
ここ、リフエ空港で先発隊のHanaleiさん達と合流する予定っすが、コレが地味に第二の関門。
「着いたら右手に車寄せがあるから、そこで待ち合わせ〜」。
と、事前に決めていたので、スーツケースを転がして車寄せに移動〜。

車寄せの隅にベンチがあったので、そこでホノルル空港で借りてきた携帯を取り出し、
Hanaleiさんに「着いたよコール」。
しかし、これが中々繋がらない(@_@;)。
「間違ったかな?」と思い、メモを見ながら再度掛けてみるも繋がらず……。
う〜む。コレは困った(ーー;)。慌てる気持ちを落ち着けるために、ひとまず一服。
スーツケースを転がして。
空港とは思えない人気の無さ。
ちなみに、今回のハワイ旅。
当初はHanaleiさんと二人の予定だったのですが、その後Hanaleiさんの息子のU太の参戦が決まり、続いてHanaleiさんのお姉さん、そして変則日程で841までが参加し、総勢五人での旅行となったんす。

灰皿の脇で紫煙を見つめながら、フト思い出した事が。
メモには念のためにと、連絡先がもう一つ書いてあったんです。 念のためメモしておいた番号は、途中参戦が決まった841の携帯だったのでした。
あら。ちょうど喫煙所があるではないですか。
ノンビリと待ちますか……。
さて、もう一人の携帯に掛けてみると無事に繋がったっっ。
これでようやく、先発隊と連絡がつき無事に合流する事が出来るっす。
Hanaleiさんには「何故に自分の電話に掛けてこん」と言われましたが、だって繋がらなかったんだもん。仕方無いじゃないかぁ〜(後日、調べたら何故か違う番号をメモしていた……。スマン)。

カウアイ島に到着早々、冷や汗をかいたっすが無事に連絡もつき一安心っす。
その後は迎えを待つ間、車寄せ脇のベンチの上でリュックを枕に仰向けに寝転び、湿ったカウアイの風に吹かれながら、流れる雲と青空を眺めていたのがカウアイ島の初めてでした。

すりーぴんぐ・じゃいあんと

リフエ空港で無事に先発隊と合流っす。
てっきりHanaleiさんだけで迎えに来ると思っていたんすが、何故か先発隊全員で車に乗って来たっす。初対面の人もいるので簡単に自己紹介などをしながら、ひとまず宿泊先のコンドへ(どのみち荷物を置きにコンドへと行くので、何も全員して車に乗ってこなくてもと思いましたが)。ちなみにカウアイ島の宿泊先はリフエにある「バニアン・ハーバー・リゾート(Banyan Harbor Resort)」の2ベッド・ルームっす。
「スリーピング・ジャイアント」。
実は当日些細な問題が持ち上がっていたらしく、到着早々それに巻き込まれたのですが、程なくして解決。慌ててお出掛け用の荷物の整理をしドタバタしながら、ようやくカウアイ観光に出発(コンドに到着したら、駆けつけ三杯ならぬ、プリモ瓶を差し出された記憶が……)。

ちなみに今回のカウアイ観光は、Hanaleiさんのお友達で現地在住のガイドのボビさんが案内してくれるそうっす。時間が押してる中、駆け足でカウアイ観光が始まったワケですが、最初に立ち寄ったのは「スリーピング・ジャイアント(Sleeping Giant)」。
それにしても暑いっっ。
こっちの風景の方が好き。
立ち寄ったと言っても、車を停めたのは北へ向かうクヒオ・ハイウェイ(Kuhio Hwy.)沿いの路肩。 何でも、ボビさん曰く「ここが一番良く見える」だそうで。

オイラ達はひとまずカウアイ島のノース方面を目指しているワケっすが、リクエストはHanaleiさんに伝えてあるものの、基本ボビさんのおススメ観光ツアーになっているので、ボビさん任せの状況である事は歪めないっす。

そんなボビさんが次に車を停めたのは、これまた路肩(^^;)。
路肩から見えるカウアイのノースの景色。
こうゆう路肩に停めるワケっす。
すると、こんな景色が見えるっす。
ここから見えるノース方面の景色が素敵なようで、ボビさん的に撮影ポイントらしいっす。

今回のメンツは写真を撮るという事がHanaleiさんを通じて伝わっているらしく、ボビさんおススメの撮影ポイントに立ち寄ってくれてるみたいっす。
ただ、駆け足状態なので、ちょいと勿体無いっちゅう気がしなくもないっすけどね。
ハナレイ渓谷に広がるタロイモ畑。
タロイモ畑にいた鳥さん。
車はハナレイに入ったっすが、ハナレイの町には直接行かずに、手前のタロイモ畑に向かったっす。この周辺は保護区域になっているらしく、車を駐車出来ないらしいので、非常にトロットロの運転でタロイモ畑の脇を進んで行くっす(写真撮影のための苦肉の策)。
その車中では、窓やドアを開けてカメラを構えていたのは否定はしないっす。
何となく和の雰囲気。

ハナレイで旨いチキンを食べる。

要所、要所で立ち寄りながら、絶賛進行中のボビさんオリジナル・カウアイ観光ツアーっすが、
ハナレイへと向かう途中の車中で、 「ランチは美味しいチキンのプレートを食べさてあげる」
と、ボビさんはそのまま携帯電話から、目的のお店に予約を入れたっす。
ともかく、ボビさんおススメらしいので、オーダーは半ば問答無用で、皆同じメニュー。
チン・ヤン・ビレッジ・ショッピング・センター。
駐車場に車を停めてっと。
ゲッコーとご対面。
とりあえず、メインはチキンである事は確定しているが、
「付け合わせのサラダはマカロニと野菜サラダがあるけど、どっち?」
のチョイスには、皆一様に「野菜サラダ〜!」と、コール。
続いて「ドレッシングは、サウザンとイタリアンになるけど?」の問いには、
これまた「イタリアン〜!」
と、相談も無しに皆、同じチョイスをしたっす。
ビレッジ・スナック&ベーカリー・ショップ。
レジの後ろにあるメニュー・ボード。
そんなやり取りを車中で交わしながら、タロイモ畑で撮影会を敢行しハナレイへと向かい、やって来たのはハナレイの入口にある「チン・ヤン・ビレッジ・ショッピング・センター‎(Ching Young Village Shopping Center)」。
このショッピング・センターの中に目指すお店「ビレッジ・スナック&ベーカリー・ショップ(Village Snack & Bakery Shop‎)」があります。

ショッピング・センターとはいえ場所柄、観光客の方が多いように見受けられるっすが、目的のビレッジ・スナック&ベーカリー・ショップはどう見てもローカル仕様のお店にしか見えないっす。
店内の様子。
同じく店内の様子。
早速店内に入り、出来上がったプレートを手に各自テーブルへ。
思えば、カウアイに着いて初めて口にしたのは、睡眠不足MAXの状態で駆けつけ三杯したプリモ瓶。そんな自分にとっては待ちに待った食事の時間なワケっすよ。

さて、プレートの蓋を開けると、パッと見は変哲の無い只の鶏の唐揚げにしか見えません。
「カウアイまで来て鶏の唐揚げか〜」
と思いながら、口にしてみると……。あらまあ、美味しいではありませんか。
「Chili Pepper Chicken($8)」。これ旨かった〜。
このチキン「Chili Pepper Chicken($8)」というプレートらしいのですが、甘辛いタレが唐揚げに掛かっていて、それが美味しいのです。皆、口々に「美味しい〜」って言ってました(コレ、付け合わせは野菜サラダがベストです)。

普段、自分はあまり食べ物のおススメとかはしないっすが、カウアイに行くなら「コレ食っとけ」というメニューです。営業終了時間が早いの行かれる際にはご注意を(カウアイに行く時は外せないメニューになりました。書いていたら食べたくなった……)。
あなたも人魚になれます。
プチ・メリーゴーランド。
お店付近の様子。
一服したら、再びツアーのスタートです。
美味しいチキンの昼食を終えたら、引き続き観光のスタートっす。
どこに向かうかはボブさんのみぞ知る……。

LUMAHAI BEACH。

ハナレイを通り過ぎ、クヒオ・ハイウェイを道なりに進んで行き、またまた路肩で停車。何でも、ここからビーチが見えるそうで、お決まりの停車ポイントみたいっす。
確かに例のカメハメハ大王のボードがたってるし……。
ルマハイ・ビーチ。
引きで見るとこんな感じ。
路肩にね、たってるんです。
ビーチの名前はルマハイ・ビーチ(Lumahai Beach)。
上から見下ろすとキレイなビーチですが、何分にも路肩からだと距離があるのが難点っす。ビーチまで降りて近くで見たいもんすが、入口はドコにあるんだろう?

行き止まりの「KE'E BEACH PARK」。

オイラ達を乗せた車は、ボビさんの運転でカウアイ島は北の果ての行き止まりの道の先にある「ケエ・ビーチ・パーク(Ke'e Beach Park)」へとやって来たっす。
ココはビーチ・パークとなっているっすが、ビーチのすぐ脇からナパリの山々へと続く「カララウ・トレイル(Kalalau Trail)」の入口もある事から、非常に混んでるっす。
オイラ達は林の中を抜けて行きます。
すぐ後ろにはナパリに連なる山々が。
木々の合間からは、とてもキレイなブルーが。
それでは早速ビーチに降りてみるっす。
ただ、混んでるといってもビーチそのものは広いので、ビーチの入口周辺を避ければ快適に過ごせるっすが、問題は車を駐車するのが大変なんす。
ビーチの手前の駐車スペースに停められれば一番良いんすが、運が悪ければ途中の路肩に車を停めるか、もしくはさらに手前に駐車スペースがあるので、そこに停めて歩くかですが、どちらにしても運が歩ければ歩くのは必至って事っすね。
ケエ・ビーチ・パーク、左手はナパリの山肌。
ケエ・ビーチ・パーク。
オイラ達は運良く、ビーチ手前に駐車スペースを見つけられたので歩かずに済んだっすが、入口周辺は混雑しているし、この入口周辺だとカウアイ島の西海岸に広がるナパリ・コーストの姿が見辛いので、林の中を野良犬ならぬ野良ニワトリに遭遇しながら、少し歩いて離れた場所まで移動するっす。
ケエ・ビーチ・パーク。
全行程とは言わないけど、少しぐらいは歩いてみたいっす。
トレイルの入口。
このビーチはシュノーケルをする人も多いらしいっすが、風があるからかウィンド・サーフィンをしている人も多かったっす。ただワイキキと違い、ビーチの広さに比べて人の割合が少ないので、ユッタリと過ごせそうなビーチっす。

いやはや、カウアイ島に到着してからドタバタとココまで来たっすが、ようやく腰を据えて落ち着いたって感じがしなくもないっす。

洞窟探検?

行き止まりのビーチ、ケエ・ビーチの帰りに立ち寄ったのは、ケエ・ビーチの手前にある「マニニ・ホロ・ドライ・コーヴ(Manini Holo Dry Cave)」と「ワイカナロア・ウエット・コーヴ(Waikanaloa Wet Cave)」。マニニ・ホロ・コーヴが「悪霊を閉じ込めた洞窟」で、ワイカナロア・コーヴが「女神ペレが住んだ洞窟」と、それぞれ伝説のある洞窟らしいっすが、その件を知りたい方はぐーぐる先生にでも聞いてみて下さい。
マニニ・ホロ・コーヴの中から撮ってみた。
ペトログリフが書いてあるけど、本物かどうかは知らん。
道路を挟んで山側にあり、向かいのビーチはハエナ・ビーチ(Haena Beach)。
ここも有名なビーチらしいっすが、残念ながらスルーっす。
ちなみに車は、このビーチの駐車場に停められるっす。
マニニ・ホロ洞窟は洞窟内に入れるっすが、個人的には大した事がないと思うので、ビーチに来たついでに寄ってみるのがベストだと思うっす。

ハナレイ渓谷を見下ろしてみる。

再びハナレイ方面へと戻り、ハナレイの町を通り過ぎて往きにスルーした「ハナレイ渓谷展望台(Hanalei Vallery Lookout)」へ。
が、その前に、何故かまたまたタロイモ畑で野鳥撮影会を敢行(ボビさん寄り道多いです)。

サギや鴨さんなど先程も見かけた鳥さん達が沢山いましたが、ハワイの固有種ネネさんらしき鳥を発見。狭い車の中で騒ぎながら一眼組は望遠レンズを取り出し、夢中で撮影してましたね〜。
再び、野鳥撮影会っす。
たぶんネネ。
で、ひとしきり撮影したら道を上に登りハナレイ渓谷展望台へ。
リフエ方面から来た場合はプリンス・ヴィルの入口にある「プリンス・ヴィル・センター(Princeville Center)」の斜め向かい、クヒオ・ハイウェイ沿いにあるっす。

駐車スペースはそれほど広くないので、停められない場合はプリンス・ヴィル・センターに停めて歩いた方が楽なのかな? ココはカウアイ観光の定番スポットなので、立ち寄るタイミングによっては混雑している場合もあるっす。
ハナレイ渓谷。
いや〜、良い眺めっすね。
いつもの看板っす。
ここからハナレイ渓谷を見下ろすワケですが、眼下にはタロイモ畑が一面に広がっています。日本の田園風景にも似ていて、何となく親近感を覚えるからではないですが、好きな場所のひとつです。

時間切れのキラウエア。

続いてやって来たのは「キラウエア灯台(Kilauea Lighthouse)」。
と、言いたいところっすが、出発が遅くなったのと、途中の野鳥撮影など寄り道をしたおかげで、到着したのは営業時間を過ぎた午後四時過ぎ。
灯台には行けませんが、一応、こういう景色は見られます。
キラウエア・ポイント。
午後は四時で終了なのです。
灯台へと続く道はゲートが降りていて、先へと進めないっすが、ゲートの手前には駐車スペースがあるので、そこから岬にそびえ立つ灯台と周辺の景色は堪能出来るのでご安心を。
この辺り一帯は「キラウエア国立野生動物保護区」で、周辺の崖等は野鳥の住処になっていて、ゲートの下にはネネさん達が沢山いるんすが、ゲート周辺は野良ニワトリの宝庫っす。
ちなみにシーズン時にはクジラも見られるらしいっす。

グアヴァ・カイ・プランテーション。

ニワトリの群れから離れて向かった先は「グアヴァ・カイ・プランテーション(Guava Kai Plantation)」。今も確かクローズしているはずですが、当時もクローズしてました、ハイ。
でも、入っちゃったんすよね。園内に(^^;)。
グアヴァ・カイ・プランテーション。
戦利品のグアバ。
何?
まあ、言わずもながボビさんに連れられてですけどね。
「次はグアヴァ・カイ・プランテーションね。クローズしてるけど」
「大丈夫なん?」
「大丈夫、大丈夫」
って事ですわ。

クローズしているとは言ったものの、園内は手入れはされているようで、荒れた雰囲気は見られません。名前の通りグアバの木が沢山植えてあって、ボビさん手製の道具でヒョイっと、その辺りの枝からグアバをもぎ取って皆にふるまったり。
レッド・ジンジャー。
これもジンジャーだね?
パンノキ?でも、葉っぱが違うか。
植物はよくわからんとです。
その他にも植物が結構豊富っすが、オイラは植物には疎いんで何が何だかよく分らなかったっすけど、写真だけは撮ってたな〜。Hanaleiさんやボビさんに聞いたけど忘れてしまったっす。
ヘリコニア・ロストラタ。
キレイなんだけどね〜。
わからんちゅうに。
ティリーフ。
で、グアヴァ・カイ・プランテーションですが、今回はボビさんのガイドで中に入りましたが、一般の方が入れるかどうかは知りませんです(ボビさんは一応プロのツアーガイドなので)。

ハナレイ・サンセット。

オアフ・オンリーの旅から、二泊だけどカウアイ島に滞在する事が決まった今回の旅。
大した予備知識もなく「初めてネイバーに行ける」。
ただ、それだけのコトでオイラの頭の中は九割方埋ってたっす。

そんな中、カウアイ島でのほぼ唯一の希望は「ハナレイ・ベイでサンセットを見たい(撮りたい)」だったオイラ。勿論、他にも行ってみたい場所や食事場所もあったっすけど、他はダメでもコレだけは絶対に外したくないものだったっす。
ハナレイ湾に沈んでゆく夕陽。
オレンジ色に染まるハナレイ。
ハナレイ・サンセット。
サンセットを撮る時は、出来るなら早めに現地に着きたいオイラっすが、今回は団体行動。
それに寄り道好きなボビさんのドライブだし……。案の定、グアヴァ・カイ・プランテーションを出る時には、既に空がオレンジ色に染まり出していたので、心の中はヤキモキ状態。

それでも何とか日が落ちる前に、無事にビーチの駐車場に到着。
目の前はもうオレンジ色に染まったハナレイ・ビーチが広がってるっす。
カメラ組は各々ポジションを取って撮影に勤しむっすよ。
ビーチで式を揚げているカップル。お幸せに〜♪
が、どうもフレームの中にちょこちょこと入って来る御仁がいるっす。
オイラの方が動きやすいので、フレームに入らない位置へと移動するっすが、オイラが動いた方に移動して来る次第。ひとまず諦めて一服しようと思い、後ろを振返ったらHanaleiさんが座っていて、苦笑いしながら「困ったね〜、悪気が無いから邪険に出来ないし」。どうやら、似た様なアングルを狙って、同じ目にあっていたらしいっす。

そんな、オイラ達の気持ちを知ってか知らずか、かの御仁は呑気に振り返って手を振ってるし(ーー;)。「こちとら、あ〜たのおかげで休憩中だってのに〜」と言う気持ちは、大人なのでというか、ある意味お互い様なので仕方が無いとは思もっていたっすが、そこへ突然のスコールが降り出し、慌てて車の中へ避難するはめになったっす。
ハナレイ・サンセット。
結果、とある御仁の悪気の無い邪魔とスコールによって、呆気無く中途半端に終わってしまったサンセット(T_T)。この旅が決まってから夢に見ていた分、非常に不満が募る事となってしまったっす。実は、この不満足に終わったハナレイ・サンセットの一件が、カウアイ島へのリベンジを密かに誓ったきっかけになったっすよ。

カウアイ初日の夕食。

突然のスコールによって打ち切られた、ハナレイ・ベイでのサンセット(T_T)。
程なくして雨は止んだっすが、外は既に真っ暗なので先に夕食をとる事となったす。
先にと言うのは、実はこの後も動き回る予定なんす。

オアフみたいに選択肢が多い訳でも無いので近場で済ます事にし、やって来たのは昼間も来たチン・ヤン・ビレッジ・ショッピング・センターです。
どのお店も決め手にかけるのか、ボビさんが選んだのは「ポリネシアン・カフェ(Polynesia Cafe※4)」。プレートやハンバーガー等の無難でお手軽なお店っす。
夕食のハンバーガー(ちょいとポテトが焦げてるっす)。
オイラがオーダーしたのは、写真の通りのハンバーガーっす(たぶん、一番安かった記憶が)。
最初から半分に切られ、その間にスペースを開けてポテトを盛ってあったっす。
当時は何も思いませんでしたが、今思うと考えて盛りつけしてあったんすね。

夜の空に浮かぶ虹。

ドタバタと回った、初めてのカウアイ島も気が付いたら既に夜の八時を過ぎ。
ここからリフエまで戻るにしても軽く一時間はかかるっすが、今日はまだまだ終わりません。というか、これから本番?

そもそも今回の旅行は、オイラの夏休みの日程に合わせてもらったんすが、偶然にもとある自然現象が重なっていたのが、オアフ・オンリーの日程からカウアイ島をプラスする事になったワケっす。

オイラはHanaleiさんに付いていっただけのようなもんすが、Hanaleiさん的には大きな理由があったらしいっす。それは、夜の空に浮かぶ虹「ナイト・レインボー」を見る事。
今までも機会がある度にチャレンジしていたのですが、一度も目にする事が出来ず今日まで至った次第とか。
カウアイ島で見た「夜の虹」。
ちなみに、月の光で虹が現れる可能性があるのは、満月及びその前後2日程度らしいっす。
その満月の日が今回の旅行中に巡って来る日があったのが、カウアイ島行きの決め手になったらしいっす。肝心の満月は、オイラが到着した今日だったワケっすが、Hanaleiさん達は前日の夜も虹を探して走り回ったらしいっす。

しかし満月の夜と言えども、条件が昼間に多少近づいただけで、後はお天気次第。せっかくの満月でも、雨が降らなければ虹が出るコトが出来ないっす。

「Hanalei Bay」でのサンセットの時は雨が恨めしかったっすが、今度は雨が降るのを願っているのは勝手すぎるっすが、コレは仕方が無い事でしょう(いや、そうしよう)。
ボビさんの運転で虹が出そうな場所へと移動するんすが、実はボビさんとHanaleiさんとで、虹の出現場所で意見が食い違ってまして……。
肉眼だとね、割とはっきりと見えるのよ。
最初はボビさんのおススメポイントで虹を待っていたのですが、どうにもこうにも虹は現れず、最終的にHanaleiさんが強くすすめるポイントへ移動っす。

もうね。夜も大分いい時間帯っすよ。
さすがに、オイラ眠いっすよ(飛行機で寝られなかったので、日本から一睡もしていない)。
既に日付も変わろうかという時間なんすよ(ーー;)。
果たして、半信半疑でその場所にやって来ると……。
Hanaleiさんのおかげで貴重な体験が出来ました。
海の向こうに何かが見えます。
虹です。
本当に夜なのに、昼間と同じ虹が見えます。
いやぁ、さすがに目が覚めましたっっ。

Hanaleiさんをはじめ、皆一様に興奮して貴重な夜の虹を眺めます。
カメラ隊は撮影するのも、勿論忘れてないっす。
しかし、車の中に三脚を忘れて来たのが痛かったっす(写真のピンがあってなくてブレてるのは、そういう理由でもあります)。
雨でリベンジを誓ったけど、雨で魅せられたカウアイ島の初日でした。
正直、話しに聞いていた時は「ふぅん。夜の虹ね〜」程度に軽く考えていただけっすが、実際に目の前に見るとね、感動します。
あまり大げさにするタイプではないですが、これは次元が違ったかも。
ずっと、夜の虹を探し求めていたHanaleiさんからは「この贅沢者が〜」と言われましたが、知ったこっちゃありません(Hanaleiさんには感謝、感謝っす)。

二日目に続くっっ!!

※1:現在は全席禁煙。

※2:現在は30分1000円。

※3:デルタ航空に経営統合。

※4:「Polynesia Cafe」は現在クローズ。


Travel Report in Hawaii Islands : Kauai & Oahu, Hawaii. July 19-26, 2008.